トントントン、カンカンカン――。
長津田地区センターの工芸余暇室から聞こえてきたのは、金槌で釘を打つ音。NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク(福島実理事長)主催の「秋田杉でつくる鰹節削り器教室」は、昔はどの家にもあった鰹節削り器を、気軽に使える台所のアイテムとして復活させようと実施された。
当日は、岐阜県在住で木工教室を開いている岩出信彦さんが講師となり、参加者はキット化された鰹節削り器を組み立てていた。
川崎市内から参加していた小学4年の高橋千尋ちゃんは、ほとんど握ったことのない金槌を手に、「難しい」と苦戦しながら、熱心に釘打ちを行っていた。
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