宅地開発が進む十日市場町の南側に位置する新治町と三保町にまたがった丘陵地に広がる「新治市民の森」。敷地面積67・2haと、市内最大の市民の森の保全管理を行う「新治市民の森愛護会」の大川浩司会長に話を聞いた。
活動は主に毎月第1・3土曜、第2・4日曜日。「楽しみながら」をモットーに、散策路のごみや倒木の処理、草刈りなどを行っている。そのほか、活動の合間に「クラフト」「炭焼き」「木好(もっこう)」「自然観察」「農体験」「トンボ」といったクラブを運営し、それぞれ楽しんでいるという。「にいはる森工房」では毎週日曜日と祝日に市民が自由に木工を楽しむことができる。1回500円(一部別途有料材料費あり)。
また、年4回「子ども森の日」も実施。同市民の森内の竹を伐採し、箸や食器を作製するほか、竹馬や竹ぽっくりなどの竹細工も楽しめ、来場者には豚汁が振る舞われる。次回はバウムクーヘン作りを予定している(2019年2月3日(日))。
これまで緑区長賞・横浜環境活動賞(市民の部)大賞・環境大臣表彰などを受賞してきた同愛護会。
大川会長は「森がきれいな状態を維持できていると私たちの気分も良くなります。森を訪れた市民の方々にも気分良く帰ってもらえるように今後も活動を続けていく」と話した。
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