中山町自治会(齋藤宏和会長)は7月27日から28日にかけて、中山小学校で「2019年子ども会キャンプ」を実施した。
同自治会の子ども会(酒井利夫会長)が主催する同イベントは、災害時に同区域の地域防災拠点となる同小学校で避難生活を児童たちに体験してもらうことを目的としている。同自治会役員らによると、約30年前に中山駅北口の公園で「サマーキャンプ」を行ったのが始まりだが、公園での宿泊が危険なことや地域防災拠点で行うことの必要性などが議論され、15年ほど前から小学校での実施となったという。
当日参加したのは1年から6年までの児童159人。開村式で齋藤会長は「大きな地震が起きてみんなの家が住めなくなった場合はここでしばらく過ごすことになります」と児童に向かって説明。その後、緑警察署による防犯講話などが行われたほか、車両展示を実施。児童らは滅多に乗ることのない警察車両に順番に乗車。また、署員へ「赤色灯はどうやってつくの?」「サイレンはどうやって鳴らすの?」などと質問していた。
その後は緑消防署による水消火器体験や煙体験などが行われた。夕食のカレーを食べた児童は体育館で映画鑑賞。午後10時に就寝した。
翌朝は午前6時に起床しラジオ体操終了後に朝食の流しそうめんを味わって閉村となった。
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