緑区歯科医師会(遠見治会長)は12日、口の粘膜などの異常をチェックし、異常があれば早期発見早期治療に結び付けることを目的とした「無料口腔がん検診」を緑福祉保健センターで実施。今回で6回目となる同会の口腔がん検診には応募した区民17人が訪れた。
検診当日は、緑区歯科医師会に所属する区内の歯科医17人が受診者に対する問診や検診を行った。まずは「今まで大きな病気をしたことがあるか?」「アレルギーがあるか?」「タバコを吸うか?」などの項目を問診。また、検診ではリンパ節や扁桃腺などに対する触診のほか、舌部の周辺など口腔内の粘膜チェックなどを丁寧に行っていた。
1年ほど前から前歯の裏あたりを舌で押すと少しネバついた唾液がでるようになったという松尾京子さん(台村町在住・82歳)は「起床時に口が開けられないほど乾くこともある」と相談。検診の結果、異常はみられず「安心しました」と胸をなでおろした。
遠見会長は「日本人の2人に1人が生涯でがんを発症すると言われている。口腔がんは希少がんだが口の健康を保つことは大切なこと。検診をきっかけに多くのみなさんに意識を高めてほしい」と語った。
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