神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2020年2月20日 エリアトップへ

「認知症でも幸せに」 北島明佳氏が中山で講演

社会

公開:2020年2月20日

  • LINE
  • hatena
講演する北島氏
講演する北島氏

 中山地域ケアプラザ多目的ホールで15日、認知症に関する講演会が開催された。緑区認知症普及啓発事業の一環で、中山地域ケアプラザとふじ寿か園地域包括支援センターが共催した。

 講演のテーマは「認知症をポジティブに捉えよう!〜認知症になっても住み慣れた街で暮らすために〜」。講師は、認知症専門の医師で、元気会横浜病院の理事長も務める北島明佳氏が務めた。

 北島氏は、年齢を重ねるごとに推定認知症有病率が高まることを指摘した上で、95歳を超えると、推定認知症有病率は8割を超えることを指摘。「長生きすることに認知症は付きもの。認知症を予防することも大切だが、認知症になったからといって、『すべてが終わり』というわけでは決してない。認知症でも幸せに生きることはできる」と述べた。

 その後、認知症の予防方法などを紹介。食事、運動、社会参加の重要性を訴えた。食事は、具体的に認知症予防になる食べ物である魚(サンマ、アジ、イワシ、サバ)や緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜、菜の花)、コーヒー、緑茶などを具体的に紹介。運動は、ウォーキングや水中歩行、太極拳などの有酸素運動を行うことが予防になると話していた。

 また、ボランティア活動などで社会参加している人の方が認知症になりにくいと指摘していた。

 最後には、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるように支援を行う「地域包括支援センター」を紹介。「何かあれば気軽に相談できるので、ぜひ、相談を」と呼びかけていた。

 なお、区内には、各地域ケアプラザやふじ寿か園の7カ所に同支援センターはある。

 参加した80代の男性は「今日学んだ予防方法を実践したい」と話した。

緑区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

5月2日

駅直結ビルでイベント

新横浜

駅直結ビルでイベント

新幹線開業60周年を記念

5月2日

「石ちゃん」が1日署長に

「石ちゃん」が1日署長に

元町で安全・安心パレード

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook