神奈川県内で発生した今年の交通事故による死亡者数が、3月25日時点で46人となり、全国ワーストとなっている。前年同月比で19人の増加と急増していることも踏まえ、神奈川県警は3月23日から29日まで県下一斉で交通事故対策を強化した。対策の内容は、情報発信による啓発と交通の取り締まりの強化だ。
特に、交差点で重点的に危険な走行がないかを取り締まったという。
区内でも今年に入り、1件の死亡事故が発生している。県内の死亡事故を分析すると、横断歩行中の事故が23人、オートバイ等の二輪車と衝突する事故が16人と多くなっている。
そのような点を踏まえ、同署の地道大輔交通課長は「ドライバーの皆さんは、横断歩道で歩行者に道を譲るの『マナー』ではなく『ルール』だということを改めて認識してほしい」と呼びかけた。
また、「歩行者も信号無視をしないなど、基本的な交通ルールを守ることを徹底してほしい。また、家族で通学路などの近所の交通上危険な箇所について話し合い、安全な交通方法を確認しましょう」と述べた。
神奈川県警では、「神奈川県警察交通総務課公式Twitter」を使用して、交通安全や交通取り締まりに関する情報を発信している。
地道交通課長は、「今後も情報発信を積極的に行っていくので、ぜひ、みてほしい」と話した。
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