記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月25日0:00更新
中学生の頃、吹奏楽部に所属していた。顧問は絵に描いたような熱血教師。「合奏から出ていけ」。そう言われて一人、涙したこともあった。それでも、仲間の支えがあり、部活動を続けた。あの時は「辛い」と思ったこともあった。だが、コンクールに向けて頑張った毎日こそが、今も自分の芯を支えている。だが、今の生徒たちは、コロナ禍で青春の集大成の舞台が失われようとしている。「何ができるのか」。大人たちは模索してほしい。弊紙では新コーナー「3年間の軌跡」を始める。少しでも学生たちの思い出になればと切に願う。(坪田)