医療用のサージカルマスク2万枚とアイソレーションガウン800枚を神奈川県に寄付したとして、支援金を集めた団体「TEAM CEER」は22日、県庁で感謝状を受け取った。
「医療現場でマスクが足りていない」という現状を知った霧が丘に住む日下牧子さん。その後、支援金をインターネット上で募るクラウドファンディングに挑戦することを決めた。
日下さんの呼びかけに歌手の矢幅歩さんやギタリストの河越重義さん、ミュージシャンの柿崎洋一郎さんなどがプロジェクトへの賛同を表明。「みんなで勇者=医療従事者にエールを送ろう」を合言葉として、支援金を集める「TEAM CEER」が発足した。
今年の4月20日にクラウドファンディングがスタート。目標だった170万円を超え、約1カ月間で200万5000円を集めた。支援した人数は229人となった。
寄付されたマスクなどは県内3カ所の医療機関で使用されている。
神奈川県の前田光哉健康医療局長は「医療現場に不可欠なものを提供いただいたことに感謝したい。医療現場からも感謝の声を頂いている」と述べた。日下さんは「多くの人の協力が実った。本当にみなさんのおかげ。温かい気持ちに感謝したい」と笑顔を見せた。
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