特殊詐欺（架空請求詐欺）を未然に防いだとして緑警察署（渡邉晴彦署長）は19日、ファミリーマート竹山団地店に勤務する女性アルバイト店員と男性社員に対して感謝状を贈呈した＝写真。
同署によると12日、同店に70代男性が訪れ、電子マネーカードを購入しようとしたという。同店店員は、男性が同日２度目の来店だったこともありその行動を不審に思い購入目的を確認。男性は「自宅でパソコン操作をしていたところウイルス感染を装う表示がパソコン画面出て、指定された電話番号に電話したら『直すための費用としてコンビニで電子マネーを購入し、番号を教えてほしい』と言われた」と話したという。
その話を聞いた同店店員は、以前から特殊詐欺の手口として把握していた内容だったため電子マネーの購入を阻止し、警察に通報した。
同署生活安全課は「高齢者が被害に遭うケースが多いので、家族はもちろんだがコンビニなどで積極的に詐欺被害を防いでくれることは署として大変助ありがたい」と話した。
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