横浜市出身の俳優で「特命係長 只野仁」シリーズでおなじみの高橋克典さん(56)が横浜港の知名度向上などを目指す「横浜港クルーズ観光大使」に就任した。6月22日に横浜市庁舎を訪れ、林文子市長から委嘱状を受け取った。
これは、新型コロナウイルスの打撃を大きく受けたクルーズ客船の振興や安全性の周知が目的。BS─TBSの「極上のクルーズ紀行」でナビゲーターを務め、客船への造詣が深い高橋さんが横浜港や客船の広報活動を行う。
委嘱式では高橋さんと林市長が今後の展望などを話し合い、思いを共有した。
高橋さんは「クルーズ船はさまざまな国の人が集う国際交流の場でもある。コロナと向き合いながら、横浜の魅力を皆さんに伝えていきたい」と意気込みを語った。林市長は「芸能界で幅広く活躍する高橋さんの影響力は大きい。クルーズ船はもちろん、横浜のさらなる振興につながる」と期待を込めた。
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