緑区内で読み聞かせ活動を行っている「マザーグースの会」が出演したおはなし会が10日、緑区地域子育て支援拠点いっぽ(十日市場町817の8)で開かれた。いっぽで開催された「みどりおはなしminiフェスタ」の一環。
当日は8組の親子が参加。絵本や手作りの紙人形やパペット人形を用いて、参加した親子を楽しませた。2歳の河野護くんは、当初あまり興味がなかったというが、おはなし会が始まると劇や読み聞かせを楽しんでいた様子。母親のけい子さんは「自分も子どもも劇や読み聞かせに惹きつけられた。とても楽しかったみたいなので参加してよかった」と振り返った。
マザーグースの会は鴨居小学校で読み聞かせを行っている図書ボランティア。未就学児を対象にしたおはなし会は初めてだという。同会代表の上枝舞さんは「目をキラキラさせた子どもたちの前で劇や読み聞かせができて良かった」と満足した様子だった。
子育ての「イマ」を伝える
いっぽではこのほど、広報誌「みどリング」を創刊した。1回目の特集は「キーワードで見るイマドキ子育て」。「家事シェア」や「パパ育児」など現代の育児に関するキーワードから、子育てになじみのない人にも育児の現状に興味を持ってもらう狙いだ。
松浦施設長は「子育てから離れてしまった方や遠方の方にも子育ての現状にぜひ興味を持ってほしい」と思いを語った。今後は公共施設に加えて、地域の店舗や銀行などにも配架する予定だ。
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