思春期の子を持つ親の居場所 「10代子育て塾」が設立5年目
思春期の子どもを持つ母親が集うサークル「10代子育て塾」(鈴木ひろみ代表)が設立5年目を迎え、月1回の活動や一般向けの講座開催など、同じ境遇の母親の子育て支援を目的とした活動の幅を広げている。
同サークルは、子どもが通う少年サッカーチームで知り合った母親らが設立したもの。鈴木代表は「乳幼児の母親を対象としたサークルは多いが、思春期の子どもの母親を対象としたサークルはなかった。思春期の子どもを持つ母親の勉強会ができればと考えた」と当時を振り返る。
現在同サークルには、小学生から大学生の子どもを持つ母親7人が所属している。主な活動は、毎月第2木曜日の午前10時から正午に、港南区福祉保健活動拠点で開催している”しゃべり場”。これは、思春期を迎えた子どもの子育てに奮闘する母親が、悩みや不安などを打ち明けられる機会として参加しており、「子どもの携帯電話はどうしているか」「学校の友人関係が気になる」などが最近では話題になるという。
そのほか、思春期の子どもの子育てについて理解を深める講座も実施しており、今年は9月にネット時代の子育てや思春期の子どものストレスなどについて学ぶ全6回の講座を開催する予定だという。
参加者は「しゃべり場は日常生活を離れて色々話すことができ、終わった後はすっきりとして気分転換にもなる」「講座は色んな人から思春期の子どもについて学ぶことができ、思春期の子育てに前向きになれる」と魅力を話す。
鈴木代表は「まだまだ思春期の子を持つ親を対象としたサークルは少ない。こういう場があることを知ってもらい、気軽に参加してもらえれば」と語っていた。
活動や講座など詳細については【電話】045・846・9020、鈴木代表まで。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>