中学生が研究発表 防犯サミット閉幕
中学生が身近にある犯罪の発生状況や原因、自らの安全などについて自主的に研究する「港南区中学校防犯サミット」の結果発表会が、11月22日にウィリング横浜で行われた。
当日は10中学校の代表生徒が、それぞれ未成年の飲酒・喫煙や万引き、不審者対策、危険箇所調査などのテーマに沿って調べてきた内容を動画や模造紙などを使いながら発表した。
日野南中学校は自転車で交通事故に遭う人が毎年発生していることを受け、「自転車のルール」をテーマに設定。学校内で交通ルールの認知度についてアンケートを実施したことや、自転車は車道の左側を通行するのが原則であるなど、交通ルールを記載したリーフレットを作成した。
視察した神奈川県警察本部少年育成課の一條裕喜警部は、「非行防止サミット」と題した同様の取り組みが、県内の小中高のみならず全国で広がっていると説明した上で、「最初に始めたのが港南区。継続をして息の長い活動をしてほしい」と語った。また、「生徒に犯罪などについて考えてもらうことが目的」と改めて意図を説明し、「県下で非行が減っている大きな要因と考えている」とその成果を語っていた。
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