福聚院 いわき市にポンプ寄贈 「消火消防に役立てて」
高野山真言宗「福聚院」の成田秀之住職は東日本大震災による被災地支援の一環として、福島県いわき市に対して可搬式の新品小型消防ポンプ1台を寄贈した。
11月19日に同市消防本部で行われた贈呈式では、市長名の感謝状が市消防団の強口紀之団長から成田住職へ贈られた。寄贈したポンプは被害の大きかった沿岸部の消防団に配備される予定だという。
成田住職は東日本大震災以降、区内企業などと協力して同市に食料品、衣類などの救援物資を届けたほか、避難所での炊き出しなどのボランティア活動を行ってきた。それら活動の中で、様々な装備品が不足している状況を受け、今回の寄贈を思い立ったという。
成田住職は「持ち運びができるものなので、各場所で消火、消防活動に役立ててもらえたら」と話し、「今後も継続して支援をしていきたい」と話していた。
トイレの確保も
成田住職は被災地での支援活動を通じて、トイレの不足を痛感したという。そのため、おがくずを使い、清潔で、移動できる「福祉バイオトイレカー」の開発に携わっている。
成田住職は「被災地や事故現場などで活動するボランティアのためにもトイレの確保に努めたい」と話している。成田住職は「ボランティアのボランティアになりたい」と、今年も様々な活動に力を入れていくと抱負を語っている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>