幼いころからの検診が重要となる
港南歯科医師会（撫養勉成（なり）会長）と港南福祉保健センターは６月６日、未就学児を対象に無料歯科検診を同センターで開催した。
同会は「歯と口の健康週間行事」の一環として、毎年６月の第1木曜日を「むし歯予防デー」としており、未就学児に検診やフッ素塗布、噛み合わせ等の相談を行っている。当日は会員の歯科医師15人が参加し、約２００人の子どもたちが検診を受けた。また、新横浜歯科衛生士専門学校の学生６人も、運営を手伝っていた。
３歳の娘を連れて検診を受けた岡田綾子さんは「自分で予約して歯医者に行く機会はないので、こういう機会があると嬉しいしありがたい」と感想を語った。そのほか参加者からは「歯も生えそろい、甘いものが好きになってきたので歯には気を使う。歯の状態を確認できるし、フッ素塗布も助かる。来年も連れてきたい」といった声が聞かれた。
撫養会長は「歯と口腔の健康が全身の健康に非常に重要である」と話し、「そのことを、検診を通じて区民の皆様に理解してもらえれば」と話していた。
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