港南区社会福祉協議会(区社協)は8月5日から16日の間に9日間、区内4カ所の地域ケアプラザや港南台ひの特別支援学校で、学齢障害児夏余暇支援事業「こうなんなつっこ2013」を開催した。
同事業は区内在住の障害のある小学1年生から高校3年生を対象に実施。夏の思い出づくりを目的に、地域住民を中心とした高校生以上のボランティアと様々な活動を行った。
今年は74人の子どもたちが参加。調理や和太鼓体験、プール、縁日、音楽プログラムなどを実施し、90人にも及ぶボランティアと楽しいひと時を過ごしていた。
ボランティアとして参加していた、横浜雙葉高校1年の貫和(ぬきわ)茉由さんは「障害児と普段触れ合うことはないけれど、普通の人と変わらないなと思った。いい経験になった」と話していた。
また、なつっこが始まって以来毎年参加しているという芹が谷在住の小野旬江(ときえ)さん(47歳)は「障害のある子どもたちが余暇を過ごす場所が少ない。親の一時休暇になればと思って参加している」と参加動機を話していた。
区社協の担当者は「多くの方の協力により、昨年より2日間多く開催できた。なつっこをきっかけに、地域の中でも声かけが広がれば」と振り返っていた。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>