立野高校新校舎へ 港南台から古巣・間門へ
県立横浜立野高等学校(大矢芳男校長)=中区本牧間門=の新校舎が完成し、4月から新たな歴史をスタートさせる。
同校校舎は老朽化していたため、2011年4月から建て替え工事を実施。同校は工事期間中、閉校した港南台高校を仮校舎としていた。仮校舎からの引っ越し作業も3月24日に終了し、4月7日に始業式、8日に入学式が行われる。
新校舎の延床面積は1万737・21平方メートル。3階建てで南、北、東、中央の全4棟からなり、それぞれの棟と体育館はつながっている。校内はバリアフリー化され、冷暖房完備。中庭に面した大きな窓からの採光で、室内全体が明るくなった。校舎のほか、体育館や部室棟もすべて新しくなり、多目的で使えるプレゼンテーションルームなども新設した。
同校の前身は、中区立野で1936年に創立した県立横浜第二高等女学校。64年に現在の本牧間門に移転してから今年で50周年という節目での完成となった。
大矢校長は「新しくなった環境でより一層中身を充実させ、生徒の能力を伸ばすことに専念したい」と話し、地域との連携も今後強化していく考えだ。
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