上大岡小学校の児童が考案したスイーツが、3月19日から洋菓子店「ブルーヘブン」(上大岡西1の3の12)で販売されている。これは総合学習の一環として、同小6年2組(当時)の児童たちが「港南区の銘菓になるようなお菓子をつくろう」というテーマで1年間取り組んできたものだ。
児童たちは、同店でお菓子の販売などについて学んだほか、鶏卵の製造販売などを行う(株)八千代ポートリーや、養蜂に取り組む建設業の(株)キクシマといった地元企業を訪問。その中で各企業の地域に対する思いにふれ、まちとの「つながり」を意識して港南区の花「ひまわり」をモチーフに選んだ。試作を重ねた末に、クッキーとスイートポテトを組み合わせた「港南の輪(わ)」(1個税込216円)の販売が決定した。
子どもの思いを形に
同店の三上真美さんは「商品化するにあたっては、できるだけ子どもたちのイメージを尊重するよう心がけた」と話していた。
販売初日には、児童たちが同店付近や上大岡駅周辺でビラ配りを実施。同クラスの津積(つつみ)光星(こうせい)君と大沢優介君は「1年間やってきたことが形になったのはうれしい」と笑顔を見せた。
同店では当面の間、販売を継続する方針だという。
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