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港南区・栄区版 公開:2014年5月8日 エリアトップへ

高校野球春季大会 南高 県で8強 夏に向けて弾み

公開:2014年5月8日

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 高校野球の2014年春季神奈川県大会が行われ、市立南高校(近内真一監督)が公立高校としては唯一、県8強に進出した。

 南高は元石川、横浜翠陵、市ヶ尾との地区予選を1位で突破。県大会に進むと1回戦の城郷戦を五回コールドの10対0で下し、2回戦は弥栄との打ち合いを8対6で制して波に乗る。3回戦の新栄を5対1で下すと、4回戦は強豪・桐光学園戦。四回に3点を先制されるが、先発の神谷翼君(2年)が追加点を許さず、以後は0点に抑えるとチャンスは八回。1死一、二塁の場面で主将の日小田(ひおだ)優太君(3年)=写真。左中間を破る二塁打で1点を返すと、スクイズを絡めて一挙4点。九回の桐光の攻撃を抑え、逆転勝ちを収めた。

 桐光学園を下し、公立高校では唯一、8強に入った南高。4強を賭け4月26日、慶應義塾と保土ケ谷球場で対戦した。南高は二回に先制を許し、2点差を追う展開。五回にも追加点を許し、3点差に。七回に2死二、三塁、八回に無死一、二塁のチャンスを作るも、大会屈指の好投手、原田匠君の前にあと1本が出ず、敗れた。

 今年のチームは1、3回戦を投げた兼清(かねきよ)森吾(しんご)君(3年)と2、4、5回戦を投げた神谷君の2人のピッチャーと、キャッチャーの齋藤健(たける)君(3年)を中心とした守りのチーム。昨秋の県大会はベスト16だったため、目標のベスト8は達成できたが、近内監督は「夏はプラスアルファがないと勝てない。変化をチームに求め、1年生がどれだけベンチ入りに食い込めるか。チーム内の競争を促したい」と展望を語った。

 主将の日小田君は「私立と技術の差は感じたが、チームワークなど総合的な力の差は縮まった」と手応えを話しながら、「チャンスで1本出なかった。練習の時からピンチやチャンスを意識して一球一球無駄にしない練習をしたい」と語った。また、「以前、春季に8強だったチームが夏は初戦で敗れたことがあった。油断をせず、チャレンジャーとして夏に挑みたい」と気を引き締めていた。

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