県立横浜明朋高校は6月6日、1年生と地域住民を対象に港南台の歴史を学ぶ講演会を実施した。
県立では2校目の多部制定時制高校として4月に開校した同校は、生徒の出身も広範囲に及ぶ。そのため、港南台の歴史を学ぶことで、地域に関心や愛着を持ってもらうことが目的だ。
講師を務めたのはNPO法人港南歴史協議会の遠藤吉隆さん(=写真)。遠藤さんは同校周辺に、いくつもの集落が弥生時代にあったことや、奈良時代の古代製鉄遺跡が現存していることなどを説明。また、近代では、横浜開港によって生まれた新しい市場に向けて、住民自ら横浜への街道(現在の鎌倉街道)を整備したことなどを紹介した。遠藤さんは古代製鉄遺跡のように先進技術を持つ地だったことや、街道整備のように時代の変化をつかむ気風があったことも解説していた。
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