「落語絵本シリーズ」や「お化けシリーズ」などで人気の絵本作家、川端誠さんによる「絵本ライブ&講演会」が8月2日、日下地域ケアプラザで行われた。
当日は35組の親子が参加。川端さんが自ら手掛けた絵本作品を感情表現豊かに読み上げると、会場は子どもたちの笑い声で溢れていた=写真。また、山登りを題材にした作品「槍ヶ岳山頂」を読む際には「小学生のメモの様にしたくて、10歳の孫に題字を書いてもらった」と明かすなど、絵本の制作秘話なども交えて、会場を和ませていた。
川端さんは「絵本は、内容よりも読み手の方が価値が大きい」と語り、「どんな風に読んでもらったか、という読み手の雰囲気は子どもに伝わる。子どもが1人で読み返す時にも、読んでもらった時の声がよみがえってくるので、たくさん絵本を読んであげてほしい」と呼びかけていた。
港南在住の田中将史さん(33)は5歳の心梧(しんご)君、3歳の誠梧(せいご)君と参加し、「ただ普通に読んでしまっていたが、いろいろ考えて作られているのを知り、奥が深いなと思った」と感想を話していた。
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