現金引き出しやATM操作に訪れた人に積極的な声掛けを行い、振り込め詐欺被害を未然に防いだとして、港南警察署は10月20日、区内の金融機関やコンビニエンスストア計29店舗に感謝状を贈呈した=写真。
今回の対象は、今年1月から9月までの間に被害を防いだ各店舗で、港南区内では44件の阻止事案があった。区内では今年に入り、29件約4060万円の被害が発生しているが(11月9日時点)、阻止額は約2億1000万円にのぼるといい、金額では実際の被害の約5倍が水際で防がれたことになる。
港南署の小玉悟署長は、店舗担当者1人ひとりに感謝状を読み上げて手渡し、「『以下同文』では済ませられない。それぞれの個別の対応の積み重ねで、多くの被害を防ぐことができた」と感謝を表した。
感謝状を受けた三井住友銀行上大岡支店の担当者は、「今後とも被害を防止すべく気を引き締めていきたい。また、銀行には何でも相談してもらえれば」と話していた。
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