現在、移転新築工事中の港南区総合庁舎について横浜市は11月12日、基礎となる杭工事に不備があり、再施工が必要と発表した。
不備があったのは第1工区となる地下部分。建物全体を支える杭にコンクリートの充填不足があったため、18本すべてを1度壊し、新たに施工しなければならないという。
現段階で工事は中断されており、市建築局は「2015年1月末をめどに、今後の全体スケジュールを公表したい。早く工事が再開できれば」としている。
第1工区は、渡辺組(中区)と見上工業(神奈川区)の建設共同企業体が請け負っており、再施工の費用は同企業体が負担する。
移転新築工事の総事業費は82億円、完成時期は16年2月末を予定していたが、今回の不備により超えることに。市は15年度末までに公共の特定建築物の耐震化100%を目標としていたが、それも達成は難しそうだ(11月17日起稿)。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>