福聚(ふくじゅ)山光明寺(日野7の19の19)にある木造の観音菩薩立像(りゅうぞう)(=写真)が11月5日、横浜市の有形文化財として指定された。平安時代後期に作られたもので、カツラの一材から彫り出されたものだという。
同寺は1430年(室町時代)に現在の場所に建立された。住職の田中雅幸(がこう)さん(61)によると、「近隣にあった寺を合併した際に、譲り受けた像だと言われている」と説明する。田中住職は「長い時間の中で朽ちてしまうおそれもあったはず。こうして日の目を見ることができるのは良いこと」と話していた。
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