市立吉原小学校(堀川憲雄校長)に6月19日、元陸上競技選手で五輪出場経験者(オリンピアン)の渡邉高博さんが来校し、6年生147人にスポーツ交流教室を行った。
これは2020年の東京五輪・パラ五輪競技大会開催を前に、市内のスポーツ振興を図ることを目的とした横浜市による事業。2014年度から行われており、子どもたちが出場経験者たちと触れ合うことで、体力向上や運動への興味関心を高めることを目的としている。
渡邉さんは1992年にバルセロナ五輪の400mと1600mリレーに出場。現在は早稲田大学体育会競走部のコーチとして指導を行っている。
当日は走ることに加え、足を曲げずにジャンプする方法や、直立姿勢から前傾になり反射で足を出す練習など、体の使い方の指導も行った。渡邉さんはポイントとして「普段から背筋をしっかり伸ばして前を向くと、運動はできるようになる。習慣にしてほしい」と児童たちにアドバイス=写真。児童たちは楽しみながら、懸命に取り組んでいた。
講演では出場時の選手村の様子やエピソードなども披露。「五輪開催地は多くのエネルギーが集まる。思い出に残るようになれば」と話していた。
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