済生会横浜市南部病院(今田敏夫院長)は、経済連携協定(EPA)看護・介護受入事業の一環として、ベトナム人看護師候補生のブー・ティ・リエン・フオンさん=今号中面人物風土記で紹介=を2014年8月から受け入れている。
同事業はインドネシアやフィリピンなどの各国間と、日本との協定に基づき行われているもの。候補生は日本の国家資格取得を目的に、協定で認められる滞在期間(看護3年間、介護4年間)に就労・研修する。
済生会全体では09年度から14年度までに51人の外国人看護師・介護福祉士候補生を受け入れているが、南部病院としてはリエン・フオンさんが初めて。
同院では受け入れの1年以上前からEPAプロジェクトを立ち上げ、生活環境の整備や職員への周知などの準備を進めてきた。現在、リエン・フオンさんは試験勉強に努めながら、内科病棟で看護助手として勤務。患者とのコミュニケーションも楽しみ、日本での看護師の仕事について1つずつ学んでいる。同院では「リエン・フオンさんの資格取得に向けて、一緒に取り組んでいきたい」としている。
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