チャップリンのメドレーで臨む小坪小（上）４年連続の金賞を狙う下野庭小
12月19日にさいたまスーパーアリーナで行われる「第43回マーチングバンド全国大会」小学生の部に、区内から小坪小金管バンド「ＢＬＵＥ ＲＯＢＩＮＳ」と、下野庭小マーチングバンドが出場する。
小編成に小坪小
３年生から６年生まで37人のメンバーで小編成の部門に臨む小坪小は、今年で22回目の全国大会出場。今回の曲は、「テリーのテーマ」や「スマイル」など、チャップリンの映画に使用されている楽曲７曲のオリジナルメドレーだ。
担当の鳥田千尋教諭は「６年生が14人と多く、引っ張ってくれている。雰囲気の違う曲の表現は難しいが、関東大会の時のように力を出せれば」と期待を込める。また部長の桑俣帆夏（ほのか）さん（６年）は、「感謝の気持ちで演奏し、聴いた人に感動やスマイルを与えられるような演奏ができれば」と意気込みを語る。
下野庭小は大編成
２年生から６年生まで71人が所属する下野庭小は、大編成の部門に今回で16年連続の出場。４年連続の金賞を目指しており、11月の関東大会も「Ｐａｓｓｉｏｎａｔｅ Ｔａｎｇｏ」で１位通過するなど仕上がりも順調だという。
だが「音も動きもバラバラだったので、達成感はなかった」と部長の水上（みずかみ）詩子（うたこ）さん（６年）は関東大会を振り返る。その悔しさをばねに、日ごろの練習から緊張感をもって取り組むようになったと言い、「全国ではより良いベストのパフォーマンスをお客さんに見せたい」。最高の舞台で、最高の演奏を誓っている。
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