あいさつに立つ根本社長
港南区芹が谷の建設業、根本建設株式会社（根本雄一社長）が50周年を迎えた。市内のホテルで７日、祝賀会が開かれ、社員のほか、顧客や業界関係者、地元選出の議員ら総勢３３０人が集まり盛大に祝った。
あいさつに立った根本社長は「私は建設業が大好きで、生まれ変わっても建設業を営むと思う。社歴と暖簾をくれた両親に感謝している。この２つの思いでこれまでやってきた。建設業はお客さんのニーズを捉え、それに沿った提案をし、納得いただく価格で丁寧な仕事をすること。建物を引き渡してからが本当の仕事の始まり。この姿勢を続けられれば１００周年、１５０周年の歴史が築ける会社になると確信している」などと語り、出席者に感謝の気持ちを伝えた。
同社は１９６７年に創業。地域に密着した丁寧な仕事をモットーに業績を伸ばしてきた。木造２×４（ツーバイフォー）工法を採用したオリジナルブランド「ノーブルハウス」を立ち上げて事業を拡大。戸建て住宅だけではなく、集合住宅や福祉施設、公共施設も手掛けている。09年に社会的事業に取り組む企業を対象とした「横浜型地域貢献企業」の最上位に認定され、15年には女性の活躍やワークライフバランスの推進を図っている企業を対象とした「よこはまグッドバランス賞」に認定されている。
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