地域活動に取り組む人が地域づくりについて考える講座「2016年度学び舎ひまわり」の第1講が先月28日、区役所で開かれた。町内会役員や民生児童委員ら受講者36人が参加し、新たな活動に向けてグループワークに取り組んだ。
学び舎ひまわりは港南区連合町内会長連絡協議会と港南区社会福祉協議会、港南区役所の3者が協働で運営している。2013年から始まり、今回で4期目。これまでに90人以上が卒業し、今回は40人が受講する。
第1講が開かれたこの日は、開校式とオリエンテーションが行われた。同連絡協議会の顧問で名誉校長の高森政雄さんが「港南区の協働による地域づくり」と題して講話を行い「協働を進める中、自分たちでできることは自分たちでやるということが大切。災害対策でも向こう三軒両隣の関係が重要であり、地域で活動できる人材を増やしていくこと必要」などと訴えた。
港南区の成り立ちを学ぼうと、横浜市まちづくりコーディネーターの内海宏さんによる地形や歴史に関する講義もあった。グループワークでは受講者が早速、地図を広げてまちの課題や魅力に関する意見を出し合った。受講者からは「自分が住んでいる他の地域の発見があった」「自分たちで動くことが大切」「仲間意識ができた」といった声が上がった。
今後、講座を重ねて受講者は自分の地域で実現させたいマイプランを作成する。12月11日に港南公会堂で開かれる卒業式で発表する計画。
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