東永谷地域ケアプラザで10月27日、在宅医療について考える「地域で最期を迎えるためのシンポジウム」が開催され、地域で訪問診療を積極的に行う3人の医師が講演した。
初めての試みで、地域住民や関係者ら約150人が参加。2部制で行われ、第一部では栗原医院の栗原健院長が「訪問診療を活用する」というテーマで講演。栗原院長は「高齢化は進むが、国は病床を増やさない方針のため、在宅医療はますます必要になる」とした上で、「在宅医療は本人と家族を支える」と語った。
第二部は「実際の訪問診療を通して在宅での介護を考えよう」をテーマにシンポジウムを実施。つながるクリニックの八森淳院長と大倉クリニックの大倉英司院長、栗原院長の3人で意見や情報交換が行われた。
診療科目の範囲や病院との連携方法、訪問診療特有のメリットなどが伝えられたほか、相談員、ケアマネージャー、看護師の体験談も紹介。3人の医師は「患者さんの状況を確認し、職種間でのコミュニケーションが必要」と強調していた。
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