下永谷連合町内会によるまち歩きイベント「下永谷の昔を歩く会」が11月23日に開催され、子どもから大人まで約230人が参加した。
今年で28回目を迎えるイベントで、青少年指導員が中心となり毎年テーマとコースを決めている。
今年のテーマは同地域に縁のある「勝海舟とサンシュユの木」。参加者は朝9時に集合し、10のポイントを約3時間かけて巡った。
スタート地点の永野小学校では、重要文化財として保管されている勝海舟による額を見学。一本桜で知られる上永谷緑地などを経て、上永谷にある貞昌院に到着した。同寺院の寺宝である勝海舟による扁額「眠雲」を鑑賞後は、環状2号線沿いを練り歩いた。
休憩地の八木第二公園では、永野小児童と青少年指導員によるコラボクイズが子どもたち向けに行われた。勝海舟や横浜の歴史などをテーマに出題され、青少年指導員が下永谷の歴史などに詳しい「ドクター下永谷」に扮し、盛り上がった。
その後、昔は生け花や漢方の材料として出荷されていた「サンシュユの木」が多く植わる町内の個人宅を回り、ゴールの下永谷三丁目公園に到着した。
同地区青少年指導員の佃光義さんは「イベントを通じて、大人も子どもも、もっと地域を知ってもらえたら」と話していた。
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