突然の病気やケガで倒れた人を助けられるのは、その場にいる人だけ――。港南火災予防協会が13日、普通救命講習会を港南公会堂で開いた。区内の事業所の従業員ら会員34人が参加し、心肺蘇生法やAEDの使用法などを学んだ。
実技の講習では港南消防署の署員が「倒れている人を助ける前に自分の安全を確認すること」「日頃からAEDのある場所を確認してほしい」「119番通報を人に頼む時はしっかりと確認を取ることが大切」などと指導。参加者は横たわる人形を使って呼吸の確認や心臓マッサージ、AEDの使い方を確認した。
同協会の大平力蔵会長は「東日本大震災から6年、災害に対する意識が大切。意識がなければ人を助けることは難しい。自分たちのまちは自分で守ることが大切。訓練なくては守ることはできない」と話した。
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