栄警察署(川名愛司署長)は4月13日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだ栄区内の金融機関4団体・2人に感謝状を贈呈した。
栄区内では3月28日から31日にかけて詐欺の前兆となる電話が急増。各金融機関には高額の預貯金を引き出そうとする高齢者が訪れるケースがあり、窓口担当者の積極的な声掛けや情報共有などによって被害防止に貢献したという。
最近では現金を直接受け取るのではなく、理由をつけて暗証番号を聞き出してキャッシュカードを受け取る手口が増加。今年栄区内で発生した振り込め詐欺被害は11件、被害額は約1194万円(3月末時点)。前年同期と比べて6件増加している。
年金支給日の4月14日には、本郷台駅前広場で栄防犯指導員連絡協議会や神奈川県警音楽隊と協力して被害抑止のための防犯キャンペーンを実施。川名署長は「被害防止には地域の皆さんの協力が不可欠。電話でお金の話が出たら一度切って確認して」と強調した。
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