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漢方 「フレイル」どう備える? 機能性ディスペプシアの一因も
これからの超高齢社会、年齢を重ねても日常生活を問題なく過ごすことができる”健康寿命”を延ばすことが大切。国は近年「健康」と「障害」の狭間の状態を「フレイル」と定義し、要介護予防に取り組んでいる。
「フレイルというと新しい概念に聞こえますが、中医学では別段新しい考え方ではないんですよ」と指摘するのは漢方の「開気堂薬局」(金沢文庫)の東海林正弘さん=写真右。足腰の衰えや認知機能の低下などのフレイルは、臓器の虚弱や身体に必要な生命エネルギー(気・血・水・精)の不足により、身心の働きが衰えた「虚労」と捉えるという。
「例えば脾(胃腸などの消化器系)のフレイルは、今話題の『機能性ディスペプシア』を招く一因に。病気とはいえないものの、機能が低下して起こる症状の一つです」。そのほかにも、呼吸や皮膚・鼻と密接に関係する「肺」、水分代謝や生殖に関わり、生命力の源である精を蓄える「腎」、血の循環や精神をコントロールする「心」、気の流れを整え、血を蓄え、自律神経を調整する「肝」など、中医学の五臓それぞれにフレイルは起こる。東海林さんは「弱った臓器を整え不足したエネルギーを補うことで、フレイル状態を改善し、心身ともに健やかな状態を取り戻せます。”年のせい”とあきらめず、まずは中医学の知恵で体質をチェックして漢方の養生を始めてみませんか?」と呼びかける。
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