横浜市立笠間小学校の6年3組の児童30人が総合的な学習の一環として、栄菊花会のメンバーの手ほどきを受けながら観賞用の菊づくりに取り組んでいる。展示会に出品するとあって児童たちは真剣だ。
「菊は水で咲かせよ」
先月21日に教壇に立ったのは神田勝衛会長ら同会のメンバー3人。この日は、花をきれいに咲かせるために余分なつぼみを摘む「摘蕾」や水やりについて解説。5月に苗から育ててきた菊を前にピンセット使って摘む方法を説明すると、児童はノートにイラストを描き込みながら熱心に聞き入っていた。
児童たちは「水やりが難しい」「難しいけど、花を育てることに興味を持つようになった」などと話した。
神田会長は「子どもたちはよく話を聞いてくれている。情操教育としていい試みだと思う」と話していた。
児童は今後、摘蕾の作業を重ねながらドーム状の菊に育て上げるという。上手に育った菊は、11月2日から始まる栄区菊花大会に出品される(会場=栄スポーツセンター前/11月12日まで)。
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