港南区の「上大岡総鎮守鹿嶋神社」で３日、総代世話人会が主催する恒例の的射・節分祭が開かれた。境内には家族連れの近隣住民らで賑わった。
的射は「鬼」と書かれた直径２メートルほどの的に向けて矢を放つ行事。的は地元の年男らに担がれて上大岡駅を出発し、神社に運ばれた。境内に的が置かれると、上大岡小学校の児童らが世話人らの手ほどきを受けながら次々と的を射た。見事に命中すると歓声が沸く場面もあった。
節分の豆まきも行われ、子どもたちは少しでも多くもらおうと、服を広げたり袋を広げたりしながら集めていた。
松本小寿恵宮司は「地域の方たちのおかげで行事ができる。この日だけでなく、何日もコツコツと準備をしてきた。無事にできてなにより」と話していた。
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