発射機で犯人にマーキング
港南区のローソン港南台５丁目店で先月27日、大がかりな強盗対応訓練が行われた。神奈川県警本部と港南警察署、神奈川県コンビニエンスストア防犯対策協議会が連携して実施した。
訓練には港南台周辺のコンビニ各社の店員も参加。強盗対応訓練では、買い物客を装った強盗犯役が刃物で女性店員を脅し、レジから現金を奪う場面があった。
指導にあたった警察官は「無理に抵抗しないこと。現場を保存し、犯人の特徴や逃走方向、逃走手段を確認するように。レジ内には多くの現金を置かず、コンビニを襲っても現金が取れないと思わせることが大切」などと呼びかけた。
また振り込め詐欺を防ぐ声掛け訓練では「携帯電話を使いながらＡＴＭを操作している人には声をかけて」と呼びかけた。カラーボールや発射機を使って犯人にマークをつける訓練もあり、店員が次々と挑戦した。
女性店員の一人は「本当に怖かった。事前に備えることを言われていたが、実際に対応できるか難しい面もある」など話していた。
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