港南区上永谷の神社・永谷天満宮(川辺浩司宮司)は創建から500年余りの歴史をもつ。その間、世代を越えて地域住民に必要とされ、また親しまれてきた。それだけでなく「地域の方たちに代々支えられてきたからこそ神社は存続できている」と川辺宮司は語る。
近年ではお囃子も小学生に引き継がれているという。「親子だけの関係でなく、地縁も含めて、神社は伝統をつなぐ場であるということも地域における大きな役割」
お宮参りから七五三、成人式、または厄除けのお祓いなど、人生の節目に家族で神社を訪れる風習は日本の文化となっている。「神社は地域の人たち全員のもの。鳥居は門とちがって『常に開かれた状態にある』というのも、そういう意味があるといわれています」と川辺宮司。
秋の例祭などでは幅広い世代で境内がにぎわい、それがまた思い出の場となっていく。
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