高齢者の外出を支援しようと、港南区のひぎり連合自治会(齋藤史明会長)が4日、鎌倉市の大船フラワーセンターをめぐるツアーを開催した。日限地区に住む80代の住民5人が参加し、久しぶりの外出を楽しんだ。
外出支援は同自治会が地域福祉計画で位置づけている取り組みの1つ。これまでに買い物支援ツアーを2回開催し、好評を博した。
今回は季節のレジャーを楽しんでもらおうと企画。自治会のメンバーが地元の高齢者の参加を呼びかけて5人が集まった。一人暮らしの人が大半で日頃から外出する機会が少ないという。
5人は日限山地域ケアプラザで車に乗り込み出発。ボランティアとして自治会関係者や民生委員ら約20人も同行し、季節のバラやスイレンなどを観賞しながら会話を弾ませた。参加者の81歳女性は「普段は人と話すことが少ないので今日は楽しい。おしゃべりは百薬の長ですね」と話していた。
齊藤会長は「実際に花の香りも感じることができて皆さんに喜んでもらえたようだ。ボランティアの方たちも楽しんでいる。それが重要。これからも継続していきたい」と話した。
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