神奈川県立精神医療センター(港南区芹が谷)が主催する「認知症シンポジウム」が10月27日、横浜ランドマークタワーで開かれ、約180人が参加した。
シンポジウムは今年4月の初開催に続く2回目の開催で、パネルディスカッションのほか、講演では東京都立松沢病院の斎藤正彦院長や久里浜医療センターの松下幸生副院長が登壇した。
認知症患者について斎藤院長は「周りの人が症状に気づく前に、家事や職場の中で自身の能力低下を体験する場面がある」と指摘。その上で、「分からないことを答えさせようとすることは、その人を傷つけ、侮辱すること。困りそうな時はむしろ、先回りした方がいい」と話した。
また専門職に向けて「どんなに混乱していても、患者さん自身の声が大事。家族の声だけを聞いていてはいけない」と語った。
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