栄区役所で2月21日、図上で避難所運営を体験するHUG訓練が行われ、区内ケアプラザや福祉施設の職員ら約40人が参加し、話しあった。
栄区福祉避難所連絡会の研修として行われたHUGはH(避難所)U(運営)G(ゲーム)の略で、静岡県が開発したもの。避難所となる地域ケアプラザや福祉施設の見取り図を描いた図面に、さまざまな状況の避難者カードを素早く適切に配置し、問題発生に素早く対処していくのが目的。
横浜方式で実施
訓練では横浜市の福祉避難所の実態に沿って行われた。地震が発生した日時や規模、状況などが詳細に設定されると、参加者は「施設内で転倒した利用者」「76歳、認知症」などと書かれたカードを手に取り、避難者の受け入れや物資の援助に関する各施設の設備の違いを話しあった。次々に出される問題に頭を悩ませる場面も見られた。
訓練後には参加者から「マニュアルに無い想定外の事例が多く新鮮だった」「ほかの施設とさまざまな意見交換ができて勉強になった」などの感想が聞かれた。
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