港南区最戸の神奈川県戦没者慰霊堂で14日、地域の子どもたちによる清掃活動が行われた。大久保東の子ども会のメンバーが参加した。ほうきを手に汗を流しながら、慰霊堂や平和への理解を深めた。
港南区内の大久保東・中・西、上大岡第一、さつき台、最戸の6つの子ども会では30年以上にわたって同慰霊堂の清掃を行っている。転入者も多いことから、清掃活動を通じて地域住民に慰霊堂への理解を深めてもらい、平和の尊さや大切さを知ってもらう機会になっているという。
この日、参加した子どもたちは竹ぼうきやごみ袋を手に隅々まで回り、ゴミや落ち葉などを書きつめた。港南区子ども会連絡協議会の田野井一雄会長は「地元に慰霊堂があることを知らない人が多い。地域の子どもたちの理解を深め、次の世代に継承していくことが大切」と話した。
参加者のひとり、田端海朋くん(桜岡小学校4年生)は「戦争で亡くなった人がいて今の平和があることを知った。掃除をして気持ちがスッキリした」と笑顔を見せていた。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>