神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2019年5月30日 エリアトップへ

横浜駅西口 スタバで「認知症カフェ」 行政、地域、企業が連携

社会

公開:2019年5月30日

  • LINE
  • hatena
今春に行われた初開催の様子。事前に席が確保されている。(浅間台地域ケアプラザ提供)
今春に行われた初開催の様子。事前に席が確保されている。(浅間台地域ケアプラザ提供)

交流、情報交換の場に

 若年性認知症患者やその家族のほか、地域の支援者をはじめ「認知症」に関心のある人が自由に参加して交流を深めるイベント「認知症カフェ」が今春、横浜駅西口で始まった。スターバックスコーヒー横浜モアーズ店の協力を得て、同店を会場に毎月第4火曜日の午前10時から正午までの2時間開催。情報交換や居場所として機能することが期待される。

 認知症カフェ(Nカフェ)は厚生労働省が認知症患者の介護者支援策として位置づけているもので、横浜駅西口では神奈川県と浅間台地域ケアプラザ地域包括支援センター(西区)との協力で今年3月から始まった。

 初開催の3月には、認知症患者やその家族、認知症サポーター養成のノウハウを持つ「キャラバン・メイト」のほか、認知症に関心を持つ大学生など20代から80代まで約30人が参加。4月は雨天にもかかわらず20人ほどが集ったという。

 今回の横浜駅西口での開催には、県のNカフェ事業に協力する若年性認知症コーディネーターが昨年11月、浅間台地域ケアプラザに共催を打診したという経緯がある。同ケアプラザも認知症理解の広がりに課題を抱えており、Nカフェの方針に共感して応諾したという。

 一方でスターバックスは町田市の店舗で既に2016年から認知症カフェ開催の実績があったため、県の担当者が協力を依頼して実現に至った。

経験談の共有も

 浅間台地域ケアプラザを拠点とするキャラバン・メイトは近隣に住む地域住民で、元民生委員で独居高齢者と向き合ってきた人などさまざま。認知症の母の介護経験があるメイトの一人は「最初は症状を理解できなくてとても戸惑った。介護する側も目一杯でした」と当時を振り返る。そのような経験もNカフェで語り合えたらとしている。

~REBORN~

創立60周年を迎え、これからも新しい街づくりを支えます

https://www.mine-kk.com/

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

地域安全の協定結ぶ

栄警察署と第一生命

地域安全の協定結ぶ

10月25日

バドミントンS/Jリーグ横浜大会に市民50組100人を招待

慰霊堂で60周年事業

横浜港南ライオンズ

慰霊堂で60周年事業

落語など披露

10月24日

夢語り、目指す日本一

栄区出身榎本さん

夢語り、目指す日本一

ビューティージャパン

10月24日

「それも、できます」

「それも、できます」

記念品制作など

10月24日

自治会・町内会むけ防災ボトル

災害時に役立つ6品が、これ1つに

自治会・町内会むけ防災ボトル

名入れ、オリジナル制作も対応

10月24日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月24日0:00更新

  • 10月17日0:00更新

  • 10月10日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook