港南区日野南在住の苗村光彦さん(79歳)=人物風土記で紹介=が自費出版した「わがまち横浜の日野〜港南台も日野だった〜」がこのほど、一般販売を開始した。
苗村さんはJR港南台駅開業の2年後にあたる1975年に港南区に移り住んで以来、地元を散策しながら趣味で写真を撮ったり、史実を調べたりしたという。同書では地名の変遷やまちの歴史について解説しながら、写真や地形図を用いて「日野」や「久良岐郡」について全142ページにわたり紹介している。表紙は苗村さんの孫で武蔵野美術大学4年の相京百華さんが手がけた。
発行したのは今年1月だった。「長年積み重ねてきたものを一つの形にしたかった」と苗村さん。当初は親戚や親しい友人、近所などにのみ配る予定だったが、好評を得て増刷を重ね、書店にも並ぶようになったという。現在、浜書房サンモール店(洋光台)や有隣堂伊勢佐木町本店・戸塚店・横浜駅西口店でも取り扱われている。
苗村さんは「地域のことをより知ることで、普段の散歩などを楽しんでもらえたら嬉しい」と話している。
B5判でカラー全142ページ(発行所・公孫樹舎/装丁・印刷・製本・(株)なまためプリント)。税別1700円で販売中。
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