施設利用者の日常の交通手段に使って――。横浜港南台ライオンズクラブ(LC)が社会福祉法人「訪問の家」(本部=栄区桂台中)に車両を寄付した。メンバーが11日、同法人の施設を訪れ、寄贈式が開かれた。昨年に引き続き2台目。
今回寄贈されたのはワンボックスタイプの軽自動車。自動車関連の会社を営むメンバーらが中古車をメンテナンスして施設で使用できる車両に仕上げた。
「訪問の家」は重い障害のある人の通所施設やグループホーム、生活介護事業所などを運営している。今回の車両は旭区内の施設で利用するという。
訪問の家の名里晴美理事長は「施設の利用者が地域で暮らしていくためには車は不可欠。大勢で移動する時代から一人ひとりに対応できることが求められている。小回りの利く軽自動車は非常に助かる」と感謝の気持ちを話した。
今年度の同LC会長を務める小川健治さんは「個々への支援が大切になっている中、車両が役立つといい。これからも様々な支援を続けていきたい」と話した。
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