子どもたちの食育の場として長年親しまれてきた栄区桂台北の「子ども支援農園」で6月6日から10日にかけて、最後となる玉ねぎの収穫が行われた。子ども連れなどの近隣住民らが参加し、収穫を楽しんだ。
この活動は、2006年に本郷中央地区の民生委員・児童委員らが中心となり、ボランティアとしてスタートした。当初は桂台西地区に「子ども支援菜園」を開設。14年頃に桂台北に場所を移し、6月には玉ねぎ、秋にはサツマイモを近隣の子どもたちと収穫してきた。ただ、近年ではボランティアメンバーの高齢化などで活動を継続することが難しくなってきたという。
初日の6日は制限人数を超えるほどの盛況ぶり。参加者は感染症対策のため、マスクを着用し、間隔をあけながら収穫を楽しんだ。大きな玉ねぎを引き抜くと、参加者同士がお互いに見せ合う場面もあった。
代表の高田良活さんは「ご近所の方に本当にお世話になった。15年も続けてきて心残りもある。食育の観点からすると誰かにこの活動を継いでほしい」と話している。
玉ねぎ収穫後の畑には、10月に開花するコスモスの種をまくという。
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