郵便局の配達員が道路の損傷を見つけて土木事務所へ連絡--。こんな取り組みが市内各区で広がっている。栄区内の9郵便局と集配業務を担当する大船郵便局、戸塚郵便局、ゆうちょ銀行大船店が9月15日、栄土木事務所と道路損傷を報告する協定を結んだ。9月28日には港南区内の19郵便局とゆうちょ銀行港南店が同様の協定を港南土木事務所と結んだ。
この協定は、郵便局員やゆうちょ銀行員が勤務中に発見した道路・公園施設・河川などの不具合や不法投棄、落書きを各土木事務所に報告することで事故を未然に防ぐことなどが目的。不具合などを発見した場合、電話による報告のほか、FAXやスマートフォンなどのカメラで撮影した写真をEメールで送付する仕組みとなっている。
栄土木事務所の鈴木誠所長は「日々パトロールしているが、全ての情報を手に入れることはできない。郵便局の皆さんからの情報提供は区民の安全・安心につながるのでありがたい」などと話した。横浜桂台郵便局の赤井良基局長は「栄土木事務所と協力して区民の皆さんが安心して生活できる栄区を作っていきたい」とあいさつ。港南郵便局の鈴木清徳局長は「19カ所の窓口で地域を見守る目を増やし、2カ所の郵便・物流の機動力(配達車両200台)を最大限活用し、安全・安心まちづくりのお手伝いをしたい」と話した。
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