小学生将棋の最高位を決める大会と位置付けられている「さなる杯小学生将棋名人戦」の神奈川県大会が2月11日に行われ、栄区の小菅ケ谷小5年の佐々木翔君が優勝を果たした。佐々木君は2年ぶり2回目の県大会優勝で、3月に都内で行われる東日本大会に駒を進める。
さなる杯は日本将棋連盟が主催するもので、これまで羽生善治九段をはじめ多くのプロ棋士を輩出してきた大会。佐々木君は2年前、当時3年生ながら県内小学生の頂点に立ったが、昨年はプレッシャーから普段通りの力が出せず、県大会予選落ちという悔しい思いを味わった。
そして臨んだ今年の神奈川県大会には県内の小学生60人が参戦。決勝トーナメント1回戦は普段と異なる戦法で一時劣勢となるも、形勢逆転で勝利。そのまま波に乗り、危なげなく優勝まで駆け上がった。
2年ぶりの東日本大会に佐々木君は「前回は予選落ちだったので、今度は決勝トーナメント、できればベスト4までいけたら」と力を込める。また「この頃は以前よりも相手の攻めを受けて、跳ね返せるようになってきた。粘り強くやりたい」と成長をうかがわせた。
母の有紀さんは「落ち着いていつも通り楽しんでもらえたら」と話した。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>