栄区在住の漆芸家、赤堀郁彦さんの個展「漆芸リバイバル!赤堀邦彦展」が6月23日まで栄区民文化センターリリスで開催されている。
本展では、赤堀さんの初期から2022年までの約50年間で制作された中から55点が展示。1年の準備期間で赤堀さん自身が作品を選定した。
赤堀さんは木の板などに貝をはめ込む「横浜芝山漆器」を発展させ、貝以外にもステンレス等を配置する技法で制作を行う。作品は横浜美術館にも収蔵。過去には海外で個展を開催した。近年はその技術を残すため、「横浜芝山漆器」に関する講習を行っている。
来場者の栄区在住の女性は「見ていて飽きない」と満足げに話す。赤堀さんは「お盆やお椀以外でも漆の表現技法を知ってもらいたい」と今回の個展での狙いを語った。
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