子ども達が取り付けた鯉のぼり（写真提供：宮田和幸さん）
日野連合町内会（長信男会長）は４月29日、港南台北公園で鯉のぼりの掲揚を行った。
同連合町内会では４月上旬、東日本大震災の影響を鑑みて恒例の「ふれあい子ども祭り」の中止を決定。しかし地域から中止を惜しむ声が相次いだため、例年この祭りで実施してきた鯉のぼりの掲揚だけは継続することを急遽役員会で決めたという。
当日は地域から１００人を超える子ども達が集まり、鯉のぼりをワイヤーロープに取り付ける作業を実施。色鮮やかな１０５匹が空に揚げられると、大きな歓声が沸き起こっていた。
長会長は「中止を残念がる多くの声に、祭りが地域の風物詩になっていることを実感した」と話した。また、「自分の手で鯉のぼりを揚げたことで、子ども達がとても喜んでくれた」と嬉しそうに振り返っていた。
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